デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 8巻 感想、考察｜門出と凰蘭の出会い、宇宙人との邂逅 ※あらすじ、ネタバレ注意！
表紙は大場
7巻のラストは大場がまことに凰蘭の正体が別の平行世界から来たタイムトラベラーだと告白し、8巻はその続きからスタートします。
まことに真実を知ってもらうために、以前使用した記憶を覗く装置を使って二人で8年前の凰蘭の記憶をたどります。
8年前の凰蘭と門出は夏期講習合宿でUFOをともに観測します。UFOの正体を確認しようと二人で外にでたところで、捕獲されていた宇宙人を助け出します。
ちなみに、ここの栄司、かおりーぬという名前は7巻で登場した過去に宇宙人を捕獲した子供たちの名前と一致しています。7巻では捕獲して3日ほどで逃げられたといっていますが、ここでは門出たちが助けているので矛盾が生じています。
このことから、今見ている世界がただの過去ではなく、別の平行世界の過去であることがわかります。
宇宙人を助けた後、門出と凰蘭は彼を家に連れて帰ってしまいます。
宇宙人の秘密道具により意思疎通ができるようになり、来訪の目的を尋ねると事前調査のためだということがわかりました。
UFOが壊れてしまっているためしばらくの間、凰蘭の家で彼を匿うことになりました。それに際していくつかの秘密道具を借りることができるようになりました。
この状況が現在の大場と門出、凰蘭の関係に似ていることも気になります(歴史が収束している？)。
学校では借りた秘密道具を使って、男子にからかわれていた凰蘭を門出が助けます。
ちなみにこの時の門出は宇宙人からもらった興奮剤を服用しています。
このことをきっかけに秘密道具に男子が食いついて、デーモンズという正義の集団が発足します。
ある日、門出が一人で活動を行おうと困っている人を探していると、踏切を待っている妊婦が。
妊婦を助けようとして線路を破壊してしまった門出。門出の暴走が始まる予感、、、。ここで8巻は終わりとなります。
ここからはこれからの展開の予想ですが、ここが別の平行世界であることと凰蘭がタイムトラベラーであることからこの後、門出が人類を滅ぼす or 宇宙人が人間は危険と判断して侵略を試みるのどっちかが起こり、鳳蘭が現在の世界に移動してくるのかなと思います。
現在も地球滅亡が示唆されているのが記憶をとりもどした凰蘭は次に何を起こすのか、、。ラストが想像できないだけに展開が気になりますね。
